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曲線での推進耐力
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曲線推進における推進耐力は、管軸方向応力度に対して安全でなければなりません。単純に直線時の許容耐荷力や許容平均圧縮応力度から求めることは誤りで、危険と言えます。 |
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曲線推進での管の推進耐力は、使用するクッション材の材質(圧縮性状)、厚さ、形状、曲線半径および曲線の形状(単曲線やS字カーブ等)によって異なります。 |
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SR推進管(クッション材)の仕様は、曲線半径や推力等に応じて検討して決めております。また、可とう部の数を増すと、曲げ角度が小さくなり推力の伝達面積が増し、推進耐力が向上します。 |
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推進耐力は、使用するクッション材や曲げ角度により異なるので、一概に求めることは出来ません。 |
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φ800(50N管)の場合の一例を示すと図のようになり、SR推進管の推進耐力は大きくなります。これは、クッション材の違いにより、応力度の分布と推力伝達面積が異なるためです。 |
SR推進管の推進耐力
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